
B 走行後のメンテナンス
排気系統の水抜き、および冷却系統の洗浄
1 走行後のメンテナンスも大切なこと。ます排気系統の水抜きだ。ジェットスキーを水から揚げ、取扱い説明書にもとづきエンジンを数秒間回転させ、余分な水を出す。出てこなくなるなるまで操り返し行う。この時に注意することは、水からジェットスキー等を揚げた状態で、エンシンを続けて15秒間以上運転させないこと。オーバーヒートして、エンジンや排気系統を損傷することがある。
2 次は冷却系統に砂や塩分が堆積するの防ぐため、使用し後(特はに海で乗つた時)必ず真水洗浄を行うように指導してほしい。
3 冷却系統の洗浄は、シリンダーヘッド横にあるゴムキャップをはずし。そこに水道のホースを接続しエンジンを始動した後ですぐに水道の蛇口を開けて水を出す。そのままアイドリングを数分間続け、終ったら水を止める。取扱い説明書にもとづきエンジンを数回ふかして、排気系統から水をしっかりと追い出す。この時に注意することは、水を流す前に必すエンジンをかけておくこと。先に水を流すとエグゾーストパイプを通ってエンジン内に水が逆流し。内部を損傷する場合かあるので注意したい。
エンジルームの清掃
1 エンジンルームの中に水が溜ったまま、次回まで放置することは、トラブルの原因になるのでしっかりと清掃を行うよう指導したい。ますエンジンフードを取り外し、エンジンルーム内に水が溜っていないかを確認する。もし溜まっていたら、ポンプを使うか左に傾けて排水する。それからエンジンルーム内を拭いて乾かし、エンジンフードを取り付ける。この時に、ゴムの弾性を持続させるために、ゴムバンドは緩めたままにし、エンジンルーム内の換気のため、フードにすき間を開けておく。
2 この他にも、気のついた不調箇所があれば、次の乗艇までに整備するように指導してほしい。また指導者はチェックリストを作成し、それにもとずいて最後に全てのチェックをするようにした万が良い。安全な走行と艇を長持ちさせるには、このメンテナンスか重要だとしっかり理解させる。
ジェットスキーの保管
1 シェットスキーを保管する場合、まず大切なのは安全面への配慮である。特に来シーズンまで長期間保管する場合には注意してほしい。ますガソリンを抜き、風通しの良い場所を選ぶ。人や車の通行にならない場所、そして倒れたりしない安定の良い状態て保管する。また直射日光を避けるため、カバーなどをかけておくことも大切だ。また指導員がまとめて保管を行うような場合は、火災や盗難などの対策を十分行うことを忘れてはいけない。
前ページ 目次へ 次ページ
|

|